マジェスティSの購入により、乗る機会が減ってしまったスーパーカブ110も購入してから3年目を迎えました。
思い出すと、スーパーカブ110を購入する前の2018年3月あたりは、ボロボロボロブドゥールな郵政カブに泣かされていましたね。。。
今回は一つの区切りとして、3年間乗ってきたスーパーカブ110の簡易インプレッションをしてみたいと思います。
◆気に入っているところ
①運転が楽しい
空冷単気筒特有のトコトコ感とロータリー式ミッションの小気味よいシフトフィーリングで気軽かつ楽しく走ることが出来ます。
なによりバイクに急かされない感じで乗っているととても平和な気持ちになれるのがこのバイクの良いところだと思います。
②サイフに優しい
最近は、ガソリン価格が1リットル170円を超えていますが、超低燃費のスーパーカブ110にはノーダメージです。リッター30キロ程度と燃費がイマイチなマジェスティSでガソリンスタンドに行くとスーパーカブ110をメインバイクに使っていた頃が羨ましく感じます。
③耐久性
流石に3年も乗っていれば、色々なことがありました。駐輪場に停めていたら隣の大型バイクが倒れてきて巻き込まれてしまったり、整備中に誤って倒してしまったりしたことがありました。
(↓幾度の災難によりボロボロになってしまったリアフェンダー)
レッグシールドも乗り降りの際に何度も足が当たって擦れたあとが複数ついてしまいました。
しかしながら2万キロ近く乗ってきた現在でも故障や異常は全く発生していません。
同型のスーパーカブ110に6万キロ以上乗っている方と話をしましたが、走れば走るほどスーパーカブは調子が良くなるとのことでした。(6万キロを超えても故障したり調子が悪くなるようなことは皆無とのことでした。)
◆気になるところ
①パワーがない
純正だと圧倒的に非力なバイクですが、給排気系(エアクリやマフラー)を交換すれば多少はマシになります。ただ、流れの早い幹線道路を走るのは苦痛そのもので通勤やロングツーリングを目的に購入するならアドレス125のような125ccスクーターやCB125R、GSX-125Rのようなスポーツモデルを買うことをオススメします。
②制動性がイマイチ
前後ドラムブレーキなので、制動性はいまひとつです。雨の日や荷物を満載にしているときはヒヤッとすることが多々ありました。
最新型のスーパーカブ110は前輪がディスクブレーキになりCBSが導入されているので最新型を買うことをオススメします。
③メットインがほしい
カッパやちょっとした小物を入れるのにメットインや小物入れが欲しいなと思うことがあります。
リアボックスやホムセン箱は付けておけば便利ですが、Wave125i(タイカブ)のようにちょっとした小物が入るスペースがあれば良いなと思います。
④パンクの恐怖
江ノ島に行ったときと日光にキャンプツーリングに行った際の合計2回パンクに合ってしまったことがありました。
JA44はチューブタイヤで後輪の脱着が非常に面倒であるため、どちらも修理に大変時間がかかりました。最新型の110やC125はチューブレスタイヤなので、そちらを購入することを強く勧めます。
◆総評
少し厳しい意見も書いてしまいましたが、近所の買い物やショートツーリングであれば、なんだかんだ楽しく乗れるバイクだと思います。
ただ、この一台をメインバイクにして色々こなすのは少し厳しいと思うこともあります^^;
フードデリバリーの仕事をする方や長距離のツーリングをされる方、通勤に使用される方には、同価格帯の125ccスクーターやスポーツモデルのバイクを買う方が用途に合っているかと思います。
実用車よりも趣味車として選ぶのであれば、このバイクはなかなか面白く深くハマれるバイクだと自分は思います。
◆おまけ
スーパーカブのガチャガチャがあったので500円と少し高価ですが購入してみました。
こういったグッズが豊富に揃っているのがスーパーカブの良いところですね^^
(おしまい)