昨年12月に購入したSHOEIのフルフェイスヘルメットZ-8、軽くて遮音性も高く、これまで被ってきたヘルメットの中で一番性能が良く大変気に入っていましたが、125ccと110ccの下道オンリーバイクで使うには少々オーバースペックな気がしていました。。。
Z-8の購入にあたり、手持ちのヘルメットはほとんど売却してしまいましたが、売却しても大した値段にならなそうなヘルメットを一つだけ残していました。
そのヘルメットは、教習所のレンタル備品で誰もが仕方なく被っていたアライヘルメットの最廉価ヘルメット、S-70です。
このヘルメット、先代のスーパーカブ110(JA07)に乗っていた頃、バブルシールドを付けて使っていました。
JA07を売却した後は、SS、オフロードバイクに乗り換えていったため、全く出番がなく、ここ最近は実家の倉庫に眠っていました。
そんな中、フルフェイスヘルメットよりも季節の移ろいや木々の匂いを感じられるような開放感のあるジェットヘルメットを被ってバイクに乗りたくなり、数年ぶりに倉庫から引っ張り出してきました。
このヘルメットはゴーグルをつけたり、コンペシールドをつけたり、色んな使い方・遊び方が出来るところが気に入っています。
ただ、内装が固定式だったり、顎紐のホルダーが厚紙のようなヘボい材質だったり、普通のアライヘルメットとは比べ物にならないほど安っぽいです。5年前に購入したときは1万1千円だったので当然といえば当然ですが、今売られている2万円程度の価値があるかというとかなり微妙なところです。
一応、固定方式はDリングですが、紐の端を留めておくボタンもついていません。
同じような見た目のクラシックエアーはベンチレーションも着脱式内装も固定ボタンも付いているので少々値が張りますが、そちらを購入した方が快適かと思います。
1970年代から売られているヘルメットだそうですので、レトロなバイクとの組み合わせは最高です。S-70を被ってCB125Tに乗って出かければ昭和気分を感じられること間違いなしです。
とはいえ、50年前の設計のヘルメットにはベンチレーションも当然なく、暖かくなってきた春先からメインで使っていくのは厳しそうなので新しいジェットヘルメットを買ってみました。購入したのはヤマハ(ワイズギア)のYJ-20というヘルメットです。
ワイズギアのヘルメットは、韓国のHJC社製だそうですが、Amazonで1万円台前半で買えるヘルメットとは思えないほどシッカリした作りになっています。
本当はショーエイかアライが欲しかったのですが、数年前のように3万円で買えるようなモデルがないので、しばらくはワイズギアのお世話になりそうです。
(おしまい)