一昨年前に購入した教習所時代の思い出バイク、CB125Tですが、この春に売却することにしました。
原付2種で維持費が安く長く保有しようと思っていましたが、前後タイヤ、チェーン・スプロケの交換、タペット音の解消など乗り続けるには相当な整備が必要だったため、乗り換えを決意しました。
2022年11月の納車から1年半ほどで1万5千キロ走りました。高速に乗らない近場のツーリングばかりしていましたが、結構な距離を走りました。
125ccにしては良く走るというレビューをよく見かけましたが、確かに今まで所有した125ccの中では一番走りが良く長距離ツーリングにも使えるバイクでした。
特に高回転まで淀みなく回る並列2気筒エンジンのフィーリングは絶品でした。
大柄な車体で古いキャブ車にもかかわらず、リッター38キロという高燃費のため週末はよくツーリングやキャンプに出かけました。
特に日帰りで磐梯吾妻スカイラインまで行ったときは往復500キロのツーリングをなんなくこなし、走行性能の高さを再認識しました。
教習車として選ばれるだけあって、その走りには癖がなく、高重心な車体と高回転まで吹け上がるエンジンで最高の走りを楽しめました。
とはいえ、5000キロでツルツルになってしまうリアタイヤ、3000キロで真っ黒かつドロドロになってしまうエンジンオイルなどメンテナンスにお金と手がかかるのも事実でした。
また古いキャブ車のため、必ず暖気が必要で最近はセルでエンジン始動できないこともあり、維持し続けることに限界を感じつつありました。
とはいえ一年半の間、大きなトラブルもなく、たっぷり走ることができ、もはやCB125Tに思い残すことはありません。教習所で補習時間に乗らされた小型バイクも今では自分のバイク史に残る最高の一台になりました。
そしてCB125Tから乗り換えるバイクは教習所でお世話になったアイツです^^;
(つづく)