土曜日の午後が暇になったのでCB125Tでショートツーリングに行ってきました。
特に行きたいところはなかったのですが、漫画「ざつ旅」に出ていた那須烏山市の観光地が以前から気になっていたので行ってみることにしました。
ざつ旅ならぬ、ざつツーリングなのでお昼の13時過ぎに出発です。
北関東フリーウェイ国道294号から栃木県の長閑な田舎町に入ります。
先日、ウィンカーをクリアレンズにしましたが、端正な感じでクールになりました^^v
まずは最初の目的地、竜門の滝に到着です。
漫画では雨が降っていたので凄い勢いの流れが描写されていましたが、この日もなかなかの勢いでした。
漫画には出ていませんでしが、竜門の滝の隣にある太平寺にも寄ってみます。
坂上田村麻呂が千手観音を安置した場所に848年にお寺が建立されたそうです。
次の目的地に行こうとした時、ふとタイヤを見るとスリップサインを超えてツルツルになりかけていました。前回も5,000キロしかタイヤが持たなかったのですが、明らかに車重やパワーに対して125cc向けのタイヤが合ってないんだろうなという気がします。
竜門の滝から少し移動して次の目的地「洞窟酒蔵」に向かいます。
キャンプ場みたいな受付で入場料200円を支払って
タブレットを借り受けます。
かつて大戦末期に戦車工場として作られた施設だけあって入口は少し歴史を感じます。
中に入ると真夏とは思えないヒンヤリした感じです。床がビチャビチャに濡れるほど地下水が湧き出ていましたが、ここで戦車を作るのは難儀でしょう。。。
(調べたところ、隣接している半地下工場では戦車が作られましたが、この洞窟工場で戦車は作られなかったそうです)
トンネルの長さは600mほどで1944年から1945年の終戦までの1年半ほどの期間に手彫りで作ったようです。
この洞窟で低温熟成させることで深みのある香り豊かなお酒が出来るようです。
お土産に買って帰ろうかと思いましたが、なかなかお高めの値段だったのでこの日はパスしました^^;
平日の見学は事前予約がいるそうですが、土日は年末年始を除き開放日になっているそうなので、日本酒好きならば是非訪れてみると良いと思います。
この日はユネスコにも登録されている山上げ祭りが那須烏山市内で開催されていたため、市内を迂回して、ざつ旅に出てきた烏山大橋を最後に見て帰ります。
半日のショートツーリングでしたが、125ccのバイクだと丁度良い行程でした。次は福島か山形あたりのもっと北に行きたいところですね。
(おしまい)