カブ大国カンボジアに行ってみた&現地で見かけたバイクたち

新年明けましておめでとうございます。
今年も下総二輪日記を宜しくお願いします。

さて、久しぶりの更新となりましたが、今回は、年始にカンボジアに行ってきたレポートをしていきたいと思います。
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カンボジアの情報
カンボジア王国は東南アジアにある立憲君主制の国家で人口は1,671万人、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと接しています。一年で7パーセントほどの飛躍的な経済成長を続けており、主な輸出品は衣服で日本のGUもカンボジアで衣服を生産しています。
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◆交通状況
常にクラクションが鳴り響くベトナムと異なり、カンボジアは比較的静かで牧歌的な雰囲気が漂います。(それでも日本と比べれば喧騒と混沌に包まれてはいますが...)
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ベトナムと大きく異なるのはTVSやBajajといったインド製トゥクトゥクが多く走り回っているところでしょうか。
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配車アプリのGrabを使って何度か乗車しましたが、32度を超える真夏日プノンペンでも巻き込み風で涼しく快適そのものでした。ただ走り自体はバイクが少し大きくなったような乗り物なので安定感がなく、スピードも遅く、長距離移動は厳しそうでした。バイパスのような道では完全に動くシケイン状態になっていたので、乗車ルートを確認してから乗り込んだ方が良いでしょう。
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カンボジアで見かけたバイクたち
ここからが本題でカンボジア国内で見かけたバイクたちを紹介していきます。

一番多く見かけたバイクはホンダ製のドリームというカブタイプのバイクでした。
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水曜どうでしょうベトナム編で大泉洋とミスターが乗っていたカブもおそらくこのドリームシリーズだったと記憶しています。
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このドリームシリーズはカンボジアで国民車と呼べるレベルで数多く走っており、街のバイクの3,4割ほどが新旧ドリームシリーズでした。アンコールワットで働いている従業員もほとんどがドリームシリーズに乗っていました。f:id:helixwave2:20240110134715j:imagef:id:helixwave2:20240108232507j:image
一時期、日本でもスーパードリーム125という車名で並行輸入れており、125ccのパワーを活かしてなかなか良い走りをしていたというレビューを見かけたことがあります。
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家族全員で乗車したり、屋台やリアカーを牽引したり、日本では考えられないほど酷使されていたので排気量の割にパワフルというレビューがあったのも納得です^^;
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また日本の中古バイクも多く出回っているようで日本語のステッカーが貼られた古い郵政カブ(MD90,110)やカブプロ、ベンリィ、SL230等も見かけることがありました。
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また希少でしたがC125やグロム、CBR150R、ロイヤルエンフィールドといった比較的高価なバイクを見かけることもありました。
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意外だったのはベトナムでほとんど見かけない50ccのトゥディがそこそこ走っていました。
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カンボジアで数日を過ごした後、ベトナムハノイに向かいましたが、ハノイで見かけるバイクは去年と同じ顔ぶれでした。
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ベトナムでよく見かけるバイクに興味がある方は過去記事を参照していただければと思います↓

ibaraki-boys.hatenablog.com

 

ということで観光案内よりバイクの紹介がメインでしたが、カンボジアの交通事情であれば日本人でも何とか運転出来そうだったので次回訪れた時はレンタルバイクで海外ツーリングを楽しんでみたいところですね^^v
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スーパーカブ110で茨城最高峰に登ってみた(※筑波山ではありません

いきなりですが、ここでクイズの時間です!茨城県で一番高い山は!?

???「は?そんなの筑波山に決まってっぺ?^^;」

ブッブー!筑波山の標高は県内第4位で、茨城最高峰は標高1021mの”八溝山”でした!

 

という前置きはここまでにして、茨城最高峰ながら一度も登ったことも、その名前も聞いたことがなかった八溝山にオイル交換したばかりのスーパーカブ110で登ってみることにしました。

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国道294号線の片道2車線区間では完全にパワー不足で余裕ありま温泉でしたが、那須烏山を過ぎてからは交通量も減り、スーパーカブ110でも快適に走れました。f:id:helixwave2:20230917193840j:image

 

家を出てから3時間ほど無心で走り、八溝山の麓まで来ました。ここまでカンカンに晴れていましたが、なぜか麓に来たところで雲が出て怪しげな天気になってきました。
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山頂に向かう道は舗装されているので車やバイクで来れるとネットで見ましたが、登山道はかなり狭いのでミニバンやSUVで来ると離合するのが大変な感じの道でした。
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無限に続くヘアピンを何とか山頂に到着しました。車を止めるスペースもそんなにないので自転車やバイクで来たほうが良いかもしれませんね。
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カブを止めて茂みの中を歩き、山頂に向かいます。
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天守のような展望台が姿を現しました。こんな山奥に立派な展望台を立てた先人には素直に脱帽ですね^^;
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山頂を示す看板を見てみたところ、茨城県の最高峰に来たはずが、何故か福島県棚倉町の文字が・・・f:id:helixwave2:20230917193847j:image

帰ってから調べてみたところ、どうやら山頂部は県境になっているようです。

ちなみに福島県の最高峰は燧ヶ岳という山で東北地方の最高峰だそうです。

 

曇っていて景色は絶望的な感じですが、一応、展望台に登ってみます。
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展望台からの景色は案の定、ナイナイナイアガラでした^^;
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天気が良いと那須烏山の町並みを一望できるようです。また今度リベンジすることにしましょう・・・
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そのまま八溝山を降り、来た道を戻って3時間半の帰路につくことにします。

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道中で謎の遺跡を見たりブラブラ走りながら帰りましたが、9月とはいえ体に堪える猛暑で頭がガンガンガンジス川になりました。地球温暖化がこれ以上進んだら夏はバイクに乗れなくなりそうですね^^;
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栃木県内を走っていると無限に看板を見かける東力士の日本酒を買って帰りました。

これも帰ってから調べたところ、前に訪れた洞窟酒蔵で貯蔵熟成が行われたお酒のようです。
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ということで近所のお買い物号、スーパーカブ110で久しぶりにツーリングに行きましたが、やはりクラッチ操作もなくポジションも楽でツーリングにはもってこいな感じです。

まだまだ暑い日が続きますが、涼しくなってきたら山梨や静岡の方にもカブでツーリングに行きたいところですね^^v

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(おしまい)

オイル交換をしようとしたらスーパーカブ110のドレンキャップが割れてしまった件

もはや近所のお買い物号になっているスーパーカブ110ですが、走行距離が全然伸びないとはいえ、オイル交換を全くしないのも不味かろうということで半年ぶりにオイル交換することにしました。

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いつもの流れでドレンカバーを外し、オイルを抜き終わってからドレンカバーを締めようとしたところ、ボキッ!という嫌な音が・・・何とドレンカバーが割れてしまいました^^;
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先代のカブを含め、今まで数えきれないぐらいオイル交換をしてきましたが、ドレンカバー・ドレンボルトが破損するのは初めてでした。社外品が密林にありましたが、磁石付きの4000円以上もする高級品しかなかったので純正品をポチりました。

純正品はヤフーショッピングで1200円で売ってました。今回のような破損に備えて予備で買っておくのも良いでしょう。f:id:helixwave2:20230913140127j:image

商品の内容物はドレンカバーと交換用ゴムパッキン、オイル交換タイミングの管理シール、説明書が入っていました。純正部品なので業者向けという感じがします。
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取り急ぎ、新品に交換しました(オイルが滲んでいるように見えますが、六角に付いたオイルが付着しているだけです^^;)
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オイルはあまり汚れていませんでしたが、新品オイルに交換するとギアの入りがスムーズになり、買い物に行くのが快適になりました^^b

走行距離も近いうちに2万5千キロになるので、チェーンやスプロケット、ブレーキシューなど消耗品の点検・交換を近々進めていきたいところですね^^v

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(おしまい)

CB125Tで一般公開された鹿島海軍航空隊跡に行ってみた

なんとなくバイクに乗りたいけれど遠くにツーリングに行くほどではないな〜という時はいつも霞ヶ浦のほとりをバイクで走りに行きますが、実は霞ヶ浦のほとりには超有名な心霊スポットがあるのです^^;f:id:helixwave2:20230802090811j:image

 

そこはかつて旧日本軍の施設(鹿島海軍航空隊基地)が終戦後に病院(東京医科歯科大学霞ヶ浦分院)となり、1995年に閉鎖された後、全国的に有名な心霊スポットとなってしまった旧鹿島海軍航空隊基地の跡地です。f:id:helixwave2:20230730183632j:image

 

そんな茨城最強の心霊スポットも令和に入り、クラウドファンディングによる支援で整備され、7月から一般公開されているそうなので、気温37℃の中、CB125Tで見に行くことにします。f:id:helixwave2:20230730183829j:image

 

あまりの暑さに白目をむきそうになりましたが、なんとか家から1時間ほど無心で走って到着です。駐車場の目の前の建物は旧日本軍が使用していたハンガーです。
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ハンガーの中にあるプレハブ小屋が受付になっており、ここで入場券を購入します。受付は15時までのため、ギリギリ到着です。旗が立っている「醤油アイスクリーム」が少し気になりましたが、入場締切まで時間がなかったため、次回の楽しみに取っておきます。。。f:id:helixwave2:20230730184230j:image

 

入場券を購入し、パンフレットとクイズ用紙をもらい、まずは旧庁舎見学に行きます。f:id:helixwave2:20230801171227j:image

昔は入り口にイタズラ書きがありましたが、クラウドファンディングのおかげで綺麗になっており、感激です。。。f:id:helixwave2:20230730184300j:image

 

入り口横の受付には訪問者交流ノートもありました。f:id:helixwave2:20230730184107j:image

 

入り口の真ん前にあるスピッツのPVに出てきた階段は入場禁止になっていたので、一般公開されているのは1階だけのようです。廃墟時代の落書きが微妙に残っているのが少し気になりますね。
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中は思ったよりもキレイでした。最近の映画でもロケ地として使われていたせいか、手入れが行き届いている感じがします。
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1階は展示エリアになっているようで、鹿島航空隊の歴史や旧軍兵器の水中写真など興味深い展示が多々ありました。
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病院時代(霞ヶ浦分院)の閉鎖から30年ほど廃墟だったにも関わらず、こうしてクラウドファンディングのお陰で整備され、館内を見ることができるとは思ってもいませんでした。全国の支援者の方々には素直に脱帽です。。。
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本庁舎以外にも公開エリアが多数あるということで、色々見て回ることにします。
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いままで正面からしか見たことがありませんでしたが、裏側は蔦で覆われていました。
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士官向けの浴場跡ということですが、建物は残っていませんでした。建物の基礎と一部タイルが残っており、案内パンフがなければ見過ごしそうでした。f:id:helixwave2:20230730184548j:image

 

大きな煙突が目印のボイラー室も一般公開されているということで見ていきます。
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屋根の一部に剥がれが見られましたが、昭和10年代に作られたボイラーもキレイに残っていました。
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なかなかエモい写真が撮れるので、写真が趣味な方にもオススメのスポットです。

 

続いて発電所跡も見ていきますが、ここはかなりの映えスポットでした^^;

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受付時間ギリギリに来たので他の入場者もあまりおらず、じっくり写真を撮ることができました^^v

 

ということで、一般公開された鹿島海軍航空隊跡ですが、なかなかオススメのスポットです。土日限定・15時までの受付ですが、霞ヶ浦ツーリングのついでに訪れてみることを強くオススメします。
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(おまけ)

航空隊跡地前のスロープ(水上戦闘機の発着場所跡地)はバイクの撮影におすすめです^^v
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(おしまい)

CB125Tで行く「ざつツーリング」(那須烏山の観光地に行ってみた)

土曜日の午後が暇になったのでCB125Tでショートツーリングに行ってきました。

特に行きたいところはなかったのですが、漫画「ざつ旅」に出ていた那須烏山市の観光地が以前から気になっていたので行ってみることにしました。

ざつ旅ならぬ、ざつツーリングなのでお昼の13時過ぎに出発です。

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北関東フリーウェイ国道294号から栃木県の長閑な田舎町に入ります。
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先日、ウィンカーをクリアレンズにしましたが、端正な感じでクールになりました^^v
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まずは最初の目的地、竜門の滝に到着です。

漫画では雨が降っていたので凄い勢いの流れが描写されていましたが、この日もなかなかの勢いでした。
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漫画には出ていませんでしが、竜門の滝の隣にある太平寺にも寄ってみます。
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坂上田村麻呂が千手観音を安置した場所に848年にお寺が建立されたそうです。

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次の目的地に行こうとした時、ふとタイヤを見るとスリップサインを超えてツルツルになりかけていました。前回も5,000キロしかタイヤが持たなかったのですが、明らかに車重やパワーに対して125cc向けのタイヤが合ってないんだろうなという気がします。

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竜門の滝から少し移動して次の目的地「洞窟酒蔵」に向かいます。
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キャンプ場みたいな受付で入場料200円を支払って
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タブレットを借り受けます。
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かつて大戦末期に戦車工場として作られた施設だけあって入口は少し歴史を感じます。
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中に入ると真夏とは思えないヒンヤリした感じです。床がビチャビチャに濡れるほど地下水が湧き出ていましたが、ここで戦車を作るのは難儀でしょう。。。

(調べたところ、隣接している半地下工場では戦車が作られましたが、この洞窟工場で戦車は作られなかったそうです)
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トンネルの長さは600mほどで1944年から1945年の終戦までの1年半ほどの期間に手彫りで作ったようです。
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この洞窟で低温熟成させることで深みのある香り豊かなお酒が出来るようです。
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お土産に買って帰ろうかと思いましたが、なかなかお高めの値段だったのでこの日はパスしました^^;

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平日の見学は事前予約がいるそうですが、土日は年末年始を除き開放日になっているそうなので、日本酒好きならば是非訪れてみると良いと思います。
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この日はユネスコにも登録されている山上げ祭りが那須烏山市内で開催されていたため、市内を迂回して、ざつ旅に出てきた烏山大橋を最後に見て帰ります。

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半日のショートツーリングでしたが、125ccのバイクだと丁度良い行程でした。次は福島か山形あたりのもっと北に行きたいところですね。

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(おしまい)

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