XR230で行く日光&足尾ツーリング

毎週台風は来ますし、暑い日も続きますが、そろそろ紅葉の時期が来ているようなので、毎年恒例の日光紅葉狩りツーリングに行ってきました。

 

紅葉の時期の日光はとんでもない大渋滞になるため、朝の六時に家を出発しました。朝の北関東の道路は気持ちがいいぐらいスイスイなので8時過ぎには日光に到着です。

 

東照宮を見てから中禅寺湖に行こうと思いましたが、グダグダしているといろは坂の大渋滞に巻き込まれるのは目に見えているので、先にいろは坂を登ってしまうことにしました。いろは坂手前のモダンなENEOSでガソリンを入れていろは坂に向かいます。

 

この作戦は大当たりで、いろは坂はガラガラの貸し切り状態で最高でした。中禅寺湖の湖畔も静かで紅葉シーズンの10月とは思えないほど静かで快適です。

 

そのままバイクを走らせ、戦場ヶ原へ向かいます。

 

戦場ヶ原は、いつ来ても素晴らしい景色です。家から近ければ毎週行きたい場所です。

 

ロマンチック街道はガラガラだったので、戦場ヶ原の少し先の日光湯元と菅沼まで行ってみることにしました。紅葉はまだまだですが、道中の景色は関東とは思えない美しさです。

 

日光湯元は紅葉が始まりそうな気配がありましたが、本格的な紅葉はもう少し先でしょうか。例年に比べると紅葉が遅れているような気がします。

 

金精トンネルを抜けて菅沼まで来たので少し休憩します。

 

川魚を焼いている香りがあまりにも美味しそうだったので一つ買ってみることにしました。

 

買ってみたのは、おしょろこめという川魚です。焼き立てをもらえるということで10分ほど待ちました。脂がのっていてとてもOCかったです。 

 

菅沼で少し休憩した後は、中禅寺湖方面に戻り、いろは坂を降りて足尾方面に向かう事にしました。

 

走ること数十分で、足尾の街に到着しました。

 

小学生の頃から、足尾銅山には少し興味がありました。400年の歴史を誇る日本一の鉱都はどのような場所だったのか。その繁栄を今に伝える歴史館を訪れてみることにしました。

 

まず最初に訪れたのは、古河掛水倶楽部です。ここはかつて華族や政府の高官を銅山に招いた際の迎賓館でした。内部は大正浪漫を感じさせる絢爛かつ重厚な造りの建物でした。(残念ながら館内は撮影禁止でした。)

 

また、鉱山で働いていた管理職の方の住宅も見学することが出来ます。庭に防空壕があったり、豪華な応接室があったりと、100年ほど前の住宅としては非常に贅沢な造りになっており、この鉱山が生み出した富は莫大なものであったことが推し量れます。

 

古河掛水倶楽部で歴史を学んだ後は、実際に使われていた銅山を観光に行きました。

足尾銅山観光には、この看板のようにトロッコに乗って銅山の中を走るアトラクションがあります。

 

ロッコで銅山内をずっと回っていけるのかと思いましたが、少し入ったところでトロッコは止まり、後は徒歩で回って行くスタイルでした。千葉の某遊園地みたいなアトラクションを想像していたので少し拍子抜けですね^^;

 

内部には蝋人形が設置してあり、ボタンを押すとベラベラ話したり手を動かしたりしてくれます。そういえば網走刑務所もこんな感じの展示がしてありましたね。

 

鉱山の内部は乾燥して埃っぽく、肺が悪くなるようなイメージがありましたが、足尾銅山は天井から常にポツポツと水が染み出し、非常に湿っていました。採掘作業時は服も濡れて寒く相当キツかったのではないかと思います。

 

一般人が立ち入れるエリアは700m程度なので、サクッと入り口に戻ってきました。ちなみに足尾銅山の全長は1234kmで東京ー博多間の距離と同程度らしいです。

それほどの距離を掘り進めてきた銅山の歴史と人間の力には驚かされるばかりです。

 

しかしながらこの日の一番の見どころはこの看板でしょう。

 

また紅葉が始まったら日光・足尾を訪れたいものですね。

(おしまい)

 

 

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