先月納車されたCB125Tですが、20年前の走行距離5万キロ越えのマシンということで色々問題が出てますが、教習所に通っていたころの思い出補正で楽しく乗っています。
そんなCB125Tですが、6千~7千回転で息継ぎするような現象があり、レッドゾーン手前の9千回転までエンジンが回り切らない現象もあったため、改善する方法がないか調べてみました。(今まで低走行の中古車もしくは、新車しか購入したことがなかったため、過走行のキャブ車で起きる現象への対処方法を知りませんでした・・・)
調べてみたところ、エアクリーナーの劣化で息継ぎが起こる可能性が高いということで、ひとまずエアクリーナーを新品交換してみることにしました。
購入したのはアマゾンで2個入り1600円で売られていた純正風の謎中華パーツです。
このCB125T、中国では現地の合弁会社やコピーメーカーによって結構な台数が作られていたそうでAliexpressなど中国の通販サイトでは豊富な種類のパーツが販売されています。旧車を所有する悩みとしてパーツが手に入りづらい点が挙げられますが、このCB125Tは中国本土でガソリン車が規制されない限り、困ることはなさそうです。
早速、サイドカバーを外してエアクリーナーを交換していきます。グロメットが劣化していたのかサイドカバーは手前に軽く引っ張るだけで簡単に外れました。
エアクリーナーカバーを止めているネジを3本外してエアクリーナーとご対面です。
外したエアクリーナーは信じられないほど真っ黒でした・・・
こんな劣化したエアクリーナーを見るのは初めてです∑(゚Д゚)
新品と比べてみると如何に劣化していたか一目で分かると思います。
中を見てみましたが、光を全く通さないことから、かなり劣化していると見受けられます。エアクリーナーはパサパサしているイメージですが、このエアクリーナーは濡れたスポンジのように油っぽくジメジメしていました。
中華パーツは純正パーツとほぼ同一で、何の問題もなくポン付けできました。反対側も同様に作業して10分もかからずエアクリーナーの交換完了です。
作業完了後、近場を少し走ってみましたが、エンジンを載せ替えたかのような大変軽快なマシンに生まれ変わりました^^v
調子が大変よくなったCB125Tで銚子までショートツーリングに行くことにしました。
エアクリーナーの交換前は低回転がスカスカで全く使い物になりませんでしたが、交換後は低回転から力強く加速し、6千回転まで回せば車の流れに十分乗れるようになりました。また、1万回転までしっかり回せるようになり、CBの名に恥じないパワーを取り戻すことが出来ました。
軽快になった並列二気筒エンジンの快音を響かせながら新利根川沿いを走り、関東最東端を目指します。
新利根川沿いから利根水郷ラインに合流し、銚子方面を目指します。
海沿いまで来ましたが、海鮮よりも北関東のソウルフードに心惹かれてしまい、波崎のラーメンショップにピットインしてしまいました。
王道を往くネギラーメンを注文です( ・∇・)v
ラーメンショップは店舗間で味が全く異なるため、旅先で地元のラーメンショップとの違いを見出すのが楽しみだったりします。ここ波崎店は麺が太目でもちもちしていて、ネギも辛目の味付けで大変美味でした。
波崎のラーメンショップで腹を満たしたあとは、銚子市内に入り、銚子ドーバーラインを走って屛風ヶ浦を目指します。
銚子ドーバーライン、昔は有料道路だったそうですが20年前に無料化されたそうです。
銚子ドーバーラインから少し外れたところにバイクを停めて、歩いて屛風ヶ浦を目指します。
ここはいつ訪れても最高の景色が拝めます。こんな最高すぎる場所にも関わらず、休日でも人がほとんどいないのが良いところです(・∀・)v
屛風ヶ浦の景色を堪能した後は銚子ドーバーラインから犬吠埼を目指します。
屛風ヶ浦は寂しい感じでしたが、ここは大賑わいです。隣に新型スーパーカブ110が停めてあったのでマジマジと見せてもらいましたが、外見的にはホイールとメーターが変わったぐらいで旧型と見分けづらいです。新型が納期未定の影響で最近は旧型も中古価格が暴騰しているそうですね( ̄▽ ̄;)
銚子名物濡れ煎餅を買って帰路につくことにします。一昔前にテレビで取り上げられていたころは駐車場に車があふれていましたが、ブームが去ったのか休日にもかかわらずガラガラでした。
5枚入りが500百円ほどで買えて味も色々あるので銚子土産は濡れ煎餅一択です( ・∇・)
利根水郷ラインをマッタリ走って帰ります。
帰りがけのガソリンスタンドでフューエルワンを投入してみました。これで更なる性能改善につながってくれれば良いですね( ´ ▽ ` )
ということでエアクリーナー交換により調子を取り戻したCB125Tですが、まだまだ問題山積なので長く乗り続けられるよう少しづつ整備を進めていきたいところです( ・∇・)
(おしまい)