放送中のアニメ、スーパーカブを観ていると2年前に訪れた富士山五合目の須走口までスーパーカブ50で登るシーンがありました。
最新のスーパーカブ110なら楽勝に五合目まで登れることを確かめてやろうと思い、週末に富士山を目指してツーリングに行ってきました。
国道246号線の渋滞を回避するため、朝7時にアパートを出ました。
途中でセロー250に乗るソウルブラザーと合流し、道志みちを抜けて神奈川から山中湖方面へ向かいます。
快調に道志みちを走り抜け、王道を往く休憩スポット、道の駅どうしで休憩する予定でしたが、駐車場が満杯だったので、山中湖まで走り続けることにしました。
コロナ禍でのバイクブームの影響か、昨年より道志みちを走るバイクが増えたような気がしますね。(↓昨年の道の駅どうしの様子です)
道志みちを抜けた後、タンクがほぼ空になったので山中湖の手前にあるスタンドで給油をしていきました。レギュラーがリッター162円という意味不明な価格になっていましたが、リッター60キロのスーパーカブ110ならノーダメです^^v
アパートを出てから3時間ほどで山中湖に到着しました。天気が良い日なら左側に富士山が見えているはずなのですが、あいにくの曇天で今日は雲に隠れているようです。
天気がかなり微妙ですが、富士山に登るべく、ふじあざみラインから須走口五合目の駐車場を目指します。
序盤は一見なだらかな上り坂に見えますが、五合目までの道のりは平均斜度10%、最大斜度22%、距離11キロと関東近郊で屈指の激坂なのです。
街中ではスイスイ走れるスーパーカブ110でも富士山の激坂はやはり酷だったようで、2速と3速を頻繁に往復させながら何とか登っていきました。
空気が薄いせいか思ったようにパワーが出ず、3速全開で時速20キロしか出なかったり、ぶん回し過ぎたエンジンから変な臭いがしたりしましたが、なんとか五合目まで辿り着きました。110ccでも大変な道のりだったので50ccのカブで五合目まで登るのは相当な苦難だったことでしょう^^;
セローに乗っているソウルプラザーは先に五合目まで行ってもらっていましたが、250なら楽勝そうだったので自分も次はXR230で来たほうが良さそうです。
五合目からの景色はうっすら近くの街が見える感じでした。登っている途中は何も見えないかと思っていましたが、富士吉田あたりの街並みがギリギリ見えて良かったです。
駐車場のすぐ横は資材の運搬路になっていました。アニメでは、ここを郵政カブで登っていましたが、ゴツゴツした大きめの岩も転がっているため、タイヤ径が14インチの郵政カブで登るのはかなりキツそうです。
少し散策しているだけで息が切れましたが、ここは標高2000mだったことをこの石碑で思い出しました。
2年前に富士登山をスタートした須走口五合目はあの日のままでした。売店は開いていましたが、山開き前なのでロード乗りと車で来た観光客がチラホラいるぐらいでした。
せっかくなので登山道の入り口まで来てみましたが、当然のように封鎖されていました。今年は吉田口を7月1日から開通させるそうですが、須走口は開通できるのでしょうか。
近くの看板にどう見てもけいおん!の主人公がいました。つい最近劇場版を見た気がしますが、もはや10年前のアニメなんですよね。。。
特段やることないないナイアガラなので駐車場に戻ることにします。
駐車場に戻ると少しバイクが増えて、スーパーカブ110天気の子エディションも停まっていました。レンタル用に店頭で置いてあるのを見たことがありましたが、公道で見かけるのはこれが初めてかもしれません。自分と同じマシンでここまで登ってきたと思うと少し親近感が湧きますね^^
富士山五合目から下山後、昼食は山中湖に前来た時から気になっていたステーキ屋に行ってみることにしました。
一押しメニューの450gステーキを奮発して頼んでみましたが、驚くほど柔らかく、ぺろりと平らげてしまいました。
観光地にあるお店にも関わらず、味・値段ともに良心的なお店だったので山中湖近辺を訪れた方は是非行かれてみると良いと思います。
ステーキを平らげた後は、道志みちから神奈川方面に戻ります。道中にある温泉、紅椿の湯で汗を流して帰ります。
館内の写真を撮っていませんでしたが、サウナや露天風呂も広々していて気持ちの良い温泉施設でした。
その後、ソウルブラザーと相模原近郊で解散し、一人黙々と渋滞した都内の道を走り続け、アパートに戻りました。この日の走行距離は153キロ、総走行距離は15,539キロになりました。
走行距離が2万キロに達する前に色々整備を進めていかないといけませんね^^;
(おしまい)